「棚田オーナー活動」報告(稲刈り・はさがけ)
富山市八尾町下乗嶺地内
みのり棚田の学校(稲刈り)
平成30年9月9日(日)
みのり棚田の学校実行委員会(城越昇 委員長)が主催する秋の農作業体験が、富山市八尾町下乗嶺地内で開催され、家族連れや地元住民など約60人が参加されました。
開校式では、森川慶一学校長と梅田富山市農業振興課長から挨拶があり、続いて、副校長から稲の刈り方の指導を受け稲刈体験が始まりました。
やや肌寒い雨の日となりましたが、参加者の皆さんや子供たちは、地域住民の皆さんと共に、倒れた稲を起こしながら丁寧に鎌で刈り取りしました。引き続いてサツマイモ掘りを行い、大きく育ったイモをたくさん収穫しました。お昼には、新ソバと新米コシヒカリのおにぎりを美味しくいただき、参加者の皆さんは大変満足そうでした。
『みんなで農作業の日』in五箇山
「世界遺産・五箇山棚田オーナー事業」“稲刈り作業”
平成30年9月15日(土)
世界遺産に登録されている南砺市平地域の相倉合掌造り集落で、県内や東京、茨城などから参加した棚田オーナー8組の皆さんと作業をサポートしてくれるコーリャク隊や地元関係者ら約100人が協力して稲刈り作業を行いました。
5月20日(日)に皆さんで植えた苗が大きく育ち、田んぼが黄金色の染まった集落内。絶好の稲刈り日和とはいかず、時折雨が降る悪条件の中での稲刈り作業となりました。参加された皆さんは雨具を身につけて田んぼに入り、カマを使っての手作業での刈り取りとワラで稲束を縛りハサ掛けする作業を行いました。
収穫したお米は、玄米の状態でオーナーの皆さんへ30㎏届けられ、年間を通して開催中の『みんなで農作業の日』in五箇山は、棚田オーナー事業のほかにも利賀地域での「そばオーナー」、上平地域での「赤かぶオーナー」事業があり、そばと赤かぶの収穫後11月11日(日)に大収穫祭が行われ、それぞれの収穫物を用いた郷土料理を味わい、互いの収穫を共有しつつオーナー相互の交流が図られるということです。
氷見市長坂地区
『氷見市棚田オーナー事業』(稲刈り・はさ掛け)
平成30年9月22日(土)
氷見市長坂地区では今年で20回目となる棚田オーナー事業の稲刈り作業が行われました。今年も県内外から22組の棚田オーナー登録があり、この日はオーナーの他、市内の外国語指導助手(ALT)や福祉施設関係者、一般市民、地元関係者など、総勢約200人が参加しました。
開会式で、藤井隆長坂区長、林正之氷見市長、南勇樹JA氷見市常務理事からの挨拶があり、その後地元「椿衆」の方々から、稲の刈り方や稲わらの束ね方・縛り方などの指導を受け、各オーナー田に分かれて作業を始めました。当日は晴天でしたが、田面にまだ水が残っている場所もありました。参加者は心地よい汗を流しながら稲刈りとはさ掛け作業を行いました。
作業後、棚田最上部の高台で棚田と富山湾を眺めながら、新米で作ったおにぎりとみそ汁をいただき、オーナーには、10月には収穫した新米40kgが届けられます。