平成２５年５月２５日（土）
　富山湾と立山連峰をながめる棚田で、県内外から参加した20組の棚田オーナーと、地元からは男性の椿衆（つばきしゅう）と女性の姫椿衆（ひめつばきしゅう）らが参加し、コシヒカリの苗を手で植えました。
　開始式では、木和田長坂自治会長のあいさつの後、10年間続けている棚田オーナーへ村民証の授与、氷見有磯太鼓ジュニアによる歓迎の太鼓披露、また、田植えの指導と姫椿衆の代表による田植えの実演の後、さわやかな晴天の下、約200人が田植えをし、オーナーと地元住民らが交流を深めました。
　また、長坂地区が平成24年度棚田学会賞を受賞されたことが報告されました。

　今年のオーナーの申込みは県外11、県内12、氷見市内3、合計26組です。順調に生育すれば9月28日（土）に「稲刈り」と「はさがけ」の体験をする予定になっています。

　棚田オーナーを10年間続けられた富山市の高田美江子さんに、長坂棚田村 村民証が贈られました。おめでとうございます。

　お昼には棚田のはさ掛け米のおにぎりと、地元で取れた竹の子の鍋がふる舞われ、富山湾と棚田を眺めながらオイシクいただきました。

平成２５年５月２６日（日）
　世界遺産に登録されている南砺市の相倉合掌造り集落で、棚田オーナー8組や棚田コーリャク隊ボランティアなど約80名が参加し田植え作業を行いました。
　相倉の棚田オーナー事業は、南砺市の合併を契機に平成18年度より行われており、今年は、17区画・約2100平方メートルの広さの棚田で、県内外から親子連れや若者グループなど10組のオーナーの応募がありました。
　晴天に恵まれて汗ばむ陽気の中、五箇山実行委員会の奥野会長のあいさつ、田植え作業の説明の後、約１時間余り参加者全員で泥まみれになりながら、枠転がし体験や「てんたかく」の田植え作業を楽しく行いました。
　作業終了後には、豚汁や牛乳・パンもおいしくいただき、9月中旬に予定されている稲刈りが楽しみとの会話がはずんでいました。

平成２５年６月２日（日）
　グリーン・ツーリズム白萩南部地区推進協議会主催の棚田オーナー体験が始まり、8回目を迎えた今年は、県内外から14組25名の申込みがありました。
　開会式では同協議会の平井利雄会長から、参加者に棚田オーナー認定証が交付された後、地元の住民らと共に楽しく田植えの体験をしました。

　お昼には、おにぎりの他、ヨシナのこんぶ締めやウド・ワラビの酢の物など地元の山菜料理がたくさん振る舞われ、午後からは、山菜取りの散策を楽しみました。