「棚田オーナー活動」報告(田植え)
氷見市長坂『氷見市棚田オーナー事業』長坂地区
晴天に恵まれ棚田オーナーが田植え(氷見市長坂)
平成27年5月23日(土)氷見市長坂は、平成12年に八尾町乗嶺とともに「日本の棚田100選」に認定された地区で、富山湾越しの立山連峰が見える棚田として有名であり、棚田オーナー制度は県内の先駆けとし平成11年度より取り組み17年目となります。
今年も東京や神奈川、京都、愛知など県外12組と県内12組の計24組が棚田オーナーとなり、この日は16組の家族やグループが参加し、開会式では、木和田長坂区長、前辻氷見市副市長の挨拶の後、10年間オーナーを続けている2人に村民証が贈られました。
苗の手植え方法(3本の指で、3本の苗を、3cmの深さで)の説明を聞いた後、地元農家「椿衆」の指導を受けながら、参加者約150名が約40aのオーナー田で、青空と富山湾と棚田の景色を満喫しながら、コシヒカリの苗の田植え作業を楽しみました。
作業後、棚田最上部の高台で、長坂産のはさ掛け米で作ったおにぎりと竹の子のみそ汁をおいしくいただき、オーナーには、氷見牛カレー、はとむぎ煎餅、はとむぎ茶の3品がお土産として配られました。
秋の9月26日には、オーナーによる稲刈り・はさ掛けが予定されています。
「種の里」棚田オーナー"田植え"
平成27年5月24日(日)
グリーン・ツーリズム白萩南部地区推進協議会(谷川治男会長)が主催する「種の里」棚田オーナーの田植え作業が上市町西種地内で行われました。開会式では、谷川会長、中川副町長、勝戸町議会議長の挨拶のあと、会長から参加者へオーナー認定証の授与されました。今年は東京、千葉、京都など県内外から8組18人の応募のあり、田植え作業には5組のオーナー参加がありました。
5月下旬ながら暑さを感じるほどの青空の下、剣岳を望む水田にて地元住民らと協力しながら約1時間半ほどで苗を植え付け、心地よい汗を流しました。
昼食には、地元産コシヒカリのごはんとたくさんの山菜料理の煮物・漬け物などが振る舞われ、なごやかに交流を深めました。
この後は7月に草刈り体験、9月に稲刈り体験などが予定されており、オーナーには天日干しした新米コシヒカリ30kgや上市町特産の農産物などが届けられることになっています。
『みんなで農作業の日』in五箇山
「世界遺産・五箇山棚田オーナー事業」"田植え作業"
平成27年5月31日(日)『みんなで農作業の日』in五箇山実行委員会(奥野達夫会長)が主催して、世界遺産に登録されている南砺市の相倉合掌造り集落(平地域)で、棚田オーナーや世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊など約80名が参加し田植え作業を行いました。
今年のオーナーは県内外から12組の登録があり、この日は家族連れや企業など8組のオーナーの参加があり、17区画・約2000平方メートルの広さの棚田に早生品種の「てんたかく」の田植え作業を行いました。
明け方までには雨も止み曇り空ながら、開会式の頃には暑さを感じる中、辻 南砺市平行政センター長の挨拶の後、苗の取り方・植え方など田植え作業の説明を受け、約1時間余り参加者全員で泥まみれになりながら田植えをしました。また、田面に植え付け場所を印していく"枠転がし体験"もあり、次々と訪れる観光客らが見守る中、心地よい汗を流しました。
作業終了後には、恒例の記念撮影をした後、豚汁や牛乳・パンが振る舞われました。