「棚田オーナー活動」報告(田植え)
富山市八尾町下乗嶺地内
みのり棚田の学校(田植え)
平成30年5月5日(土)
富山市八尾町にある「日本の棚田百選」に選ばれている「みのり棚田」を舞台に住民らでつくる実行委員会(城越昇 委員長)が主催する春の農作業体験が、富山市八尾町下乗嶺地内で開催された。青空の下、過去最高となる家族連れ35人(大人22名、子供7名、幼児6名)が立山連峰を望む美しい棚田で、景色を楽しみ、昔ながらの農作業体験をした。
開校式で森川慶一学校長から、すばらしい自然に包まれた棚田でかつ、肥沃な土壌と水の恵みから収穫されるおいしい作物を楽しみに体験を楽しんで下さいと挨拶があり、続いて梅田富山市農業振興課長から歓迎と激励の挨拶がありました。その後、副校長から昔の農具「枠転がし」を使っての手植え実演指導を受けて、さわやかな青空の元、はだしになって泥の感触を楽しみながら田植え作業を行いました。手植え作業の後、子供たちは、田植機に乗車させてもらい、田植機による田植え体験を行いました。次に、畑へと場所を移し、サツマイモとカボチャの苗植え作業を行いました。お昼は地元の皆さんと一緒にバーベキューをしながら親睦を深めました。
参加者は9月に稲刈りや収穫体験を予定しています。
『みんなで農作業の日』in五箇山
「世界遺産・五箇山棚田オーナー事業」“田植え作業”
平成30年5月20日(日)
世界遺産に登録されている南砺市の相倉合掌造り集落(平地域)にて、棚田オーナーや世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊など約150名が参加し田植え作業を行いました。例年、『みんなで農作業の日』in五箇山実行委員会の主催で行われており、今年は南砺市と包括連携協定を結んでいる金沢大学の学生さんらも初めて参加され、茨城県など県内外から計6組のオーナーとなりました。
小雨降るやや肌寒い朝でしたが、作業の終盤には青空が広がり、17区画・約2000平方メートルの広さの棚田に早生品種の「てんたかく」の田植え作業をスムーズに行うことができました。初めて体験する枠転がしや裸足での作業など皆さん和やかな内に田植えを行い、作業終了後には、恒例の記念撮影をした後、豚汁や牛乳・パンをおいしくいただき、盛況のうちに閉会しました。