「とやま棚田ネットワーク」について
「とやま棚田ネットワーク」
先人たちが長い時間をかけて築いてきた棚田は、お米をつくる本来の目的とともに、私たちの大切な自然や県土をまもり、やすらぎを与えてくれる、大きな役割を担っている宝物です。
しかし、棚田は、山ぎわに小さな田んぼが何枚もかさなっており、米づくりにはたくさんの労力が必要です。あわせて、担い手の不足や高齢化によって、近年、耕作放棄地が増大しています。
そこで、平成13年11月にみんなで棚田を守らんまいケ!を合い言葉に「とやま棚田ネットワーク」を設立いたしました。
この「とやま棚田ネットワーク」は、棚田の良さや大切さを知っていただき、棚田保全の輪を広げるため、会員相互の情報交換や交流を行うとともに、棚田での田植え、草刈り、稲刈り、棚田地域の住民等の交流会などの体験に参加していただくための、さまざまな情報を提供いたします。
富山県の棚田の分布図 資料:2005年農林センサス
富山県における棚田面積は3,700haと県全体水田面積の約7%を占めており、棚田集落は県下12市町で約420集落に分布し、県全体の農業集落数の約20%を占めている。
「とやま棚田ネットワーク」とは・・・
- 富山県内の棚田についての情報交換や棚田を守る取り組みなどを支援するための会です。
- 会費は無料で、原則高校生以上で、棚田のことをもっと知りたい方や棚田に関係している方なら、どなたでも会員登録できます。
- 会員になると、会員証が交付され、棚田に関するいろいろな取り組み情報、催し(研修会や交流会)、参加募集などの案内が受けられます。(保全活動などへの参加は自由です。)
会員数 373名(令和6年3月現在)